2009年12月12日(土)、市ヶ谷キャンパス田町校舎にて「政策創造研究科2009年度連続シンポジウム」の第6回目となる、都市政策プログラム公開シンポジウム「道州制ビジョンについて考える」を実施いたしました。
内閣府で道州制ビジョン懇談会の座長を務めていらっしゃる株式会社PHP総合研究所社長江口克彦氏からは、
中央政府の権限を国でなければ出来ない機能に限定し、日本の各地域が地域の生活や振興に関して独自の決定を為し得る権限を行使できる「主権」を持つ統治体制である「地域主権型道州制」について、
地方制度調査会、地方制度調査会、地方6団体、九州知事会、横浜・大阪・名古屋の大都市、経団連、霞ヶ関各省などの
「道州制」に関する異なる理念と比較するかたちでご講演頂きました。
また、同研究所政治経済研究センター研究員宮下量久氏による基調講演では、各団体が提案する道州制ビジョンを
1、広域自治改革のありかた
2、道州制の検討方向
3、区割りの決定基準
の3つの観点から比較し、ご紹介頂きました。
江口・宮下氏の両氏からは、予定時間を大幅に超える程、熱のこもったご講演を賜り、また会場からも沢山のご質問を頂戴し、盛会に終えることが出来ました。
会場に足をお運び頂いた皆様方に、心より御礼申し上げます。
引き続き12月に1回、1月に2回、本研究科主催の
公開シンポジウム
を予定しております。皆様の奮ってのご参加をお待ち申し上げております。