2010年度修了生成果報告発表会が、5月8日(日)に静岡県教育会館で開催されました。本発表会は、大学院発の情報提供により地域活力向上の一助になりたいとの想いと、2年間の大学院生活で得た成果を発表する機会を修了生に提供したいという2点を目的として開催しました。
開会の挨拶(政策創造研究科 坂本 光司 教授)
報告者は政策創造研究科3名、イノベーション・マネジメント研究科3名の計6名。政策創造研究科からは商店街イベント、国による自治体への関与、通信制高校の教育のあり方についての発表があり、イノベーション・マネジメント研究科からは地方自治体の事業評価手法、サトウキビによる新ビジネス、「21世紀型」中小企業の創出についての発表があり、多岐にわたる内容で刺激溢れる報告発表会となりました。
当日は、報告・質疑を含めてひとり20分の持ち時間。大学院で学んだエッセンスがふんだんに盛り込まれた成果報告を、休日にも関わらず聞きに来られた来場者一同、聞き入っている様子でした。発表の中には研究成果以外にも大学院生活の紹介やキャンパス、院生の様子、学業や指導教員との関わり等々、大学院だからこそ得られた経験、財産について触れたものもあり、盛り沢山の内容となりました。
質疑応答では、来場者から鋭い質問が寄せられるなか、各報告者とも自信を持って回答されており、また、時には笑いに包まれる一幕があったりと、終始和やかなムードで閉会となりました。
閉会の挨拶(イノベーション・マネジメント研究科 小川孔輔 教授)