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当研究科所属 須藤廣教授の論文が

月刊誌「都市問題」201310月号

掲載されました

 

 

 

 


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特集1 深化する観光

観光とは、すぐれた景色、美しい文化遺産等を観て楽しむこと。観光という言葉自体は比較的新しいが、物見遊山と言いかえたならば、ずいぶん昔から庶民の娯楽のひとつであった。そんな観光に、いま、あらたな時代がやってきた。

 

掲載論文 「観光はどこに向かっているのか」P.4P.10

 

須藤教授からのコメント

 現実創作としての「観光」現象の歴史は、伝統や宗教といった「既存の物語」から「人工的な物語」へと向かっている。この背景には「大量生産ー大量消費」から「特化した消費」へと進む消費システムの変容を見ることができる。「特化した消費」によって「人工的な物語」を場所に覆い被せてゆくこと、このことこそ現代のツーリズムが向かう方向である。重要な点は、このことが観光業者ばかりでなく、観光地住民、さらには観光客の参加をうながすことにある。

    

 

月刊誌『都市問題』とは

本財団の機関誌『都市問題』(創刊1925年・月刊)は、地方自治や広く都市にかかわる問題を特集して、社会に問題を提起し、議論の場を提供しています。タイムリーなテーマを扱う特集1と、じっくりと問題を掘り下げる特集2を中心とする構成で、学問とジャーナリズムが共存する稀有な月刊誌として、専門家から高い評価を得ています。(公益財団法人 後藤・安田記念東京都市研究所HPより引用)

 


 

 発行日:毎月1
 価格 :750円(本体価格714円)
 雑誌コード:06677 B5

 

 

【関連リンク:公益財団法人 後藤・安田記念東京都市研究所