法政大学・三鷹ネットワーク大学共催講座
三鷹文化地図を作ってみよう
~コンテンツツーリズムを通して~
●講座趣旨●
地域には固有の文化があり、それを基盤に様々な政策立案がなされるべきであると考えます。今後、持続可能な魅力ある都市を目指すためには、改めて都市の持つ文化資源の整理及び精査が不可欠です。
三鷹では文豪ゆかりの地図や太宰地図などがこれまでに発行されています。
本講座はそのアプローチをさらに発展させ、時間軸によるレイヤーを意識しながら、更に幅広い新たな文化地図作りの基礎を学んでいきます。
●講座開催概要●
日 程:第1~3回:平成27年11月10・17・24日 いずれも火曜日
第4回:12月5日 土曜日
時 間:第1~3回:午後7時~8時30分
第4回:午後1時~3時
定 員:20人(先着制)
回 数:全4回(通し受講のみ)
受講料:無料
教 材:レジュメ資料ほか
難易度:★☆☆
会 場:三鷹ネットワーク大学
申し込み:ネット申込可能
申込受付:平成27年10月6日(火)
午前9時30分~
●日程・講義内容●
第1回:11月10日
コンテンツツーリズムとは?
コンテンツツーリズムの概要を把握します。小説、映画、マンガ、アニメなどの中に描かれた場所を訪ねる観光行動の歴史的な流れを中心に説明します。
第2回:11月17日
コンテンツツーリズムの事例分析
「花咲くいろは」(石川県金沢市)、「ガールズ&パンツアー」(茨城県大洗町)などのアニメ、映画「僕らがいた」(北海道釧路市)、「陽だまりの彼女」(神奈川県藤沢市)などの事例を説明します。
第3回:11月24日
三鷹のコンテンツ
三鷹のコンテンツについて、参加者のみなさんで議論していきます。そして、参加者の知見を整理・統合して、地図作りの基礎にします。
第4回:12月5日
巡検
参加者の知見を参考にモデルツアーを構築します。2時間程度、三鷹市内をフィールドに街歩きを行います。
●講師紹介●
増淵 敏之(ますぶち としゆき)
法政大学大学院 政策創造研究科 教授、同専攻主任、コンテンツツーリズム学会 会長
法政大学大学院政策創造研究科教授、東京大学大学院総合文化研究科修了、博士(学術)。コンテンツツーリズム学会 会長。専門は経済地理学、文化地理学。単著に『物語を旅するひとびと─コンテンツツーリズムとは何か』(彩流社、2010年)、『欲望の音楽─「趣味」の産業化プロセス』(法政大学出版局、2010年)、『物語を旅するひとびとⅡ─「ご当地ソング」の歩き方』(彩流社、2011年)、『路地裏が文化を作る!』(青弓社、2012年)『物語を旅するひとびとⅢ─コンテンツツーリズムとしての文学巡り』(彩流社、2014年)がある。
●関連リンク●