下記の日程で政策創造研究科都市文化創造政策プログラム公開シンポジウムを開催します。
奮ってご参加ください。
法政大学大学院政策創造研究科
都市文化創造政策プログラム公開シンポジウム
「コンテンツツーリズムとは何か?」
一般的には耳慣れない言葉かもしれないが、現在、コンテンツツーリズムが注目を集めてきている。従来的にいえば「聖地巡礼」ということになるのであろうが、ファンがコンテンツ作品に興味を抱いて、その舞台を巡るというものである。こうして記すと別に目新しいものではないという見方もできるであろうが、現在のコンテンツツーリズムは単に観光文脈だけではなく、地域の再生や活性化と結びついている点が重要である。
おそらくコンテンツツーリズムは文化観光の一種になると思われるが、これは近年の文化と経済の関係性についての議論が活発化してきたことが背景にあるに違いない。残念ながらわが国はひたすら経済偏重の路線を歩んできて、どちらかというと文化と経済は別物として扱われてきた。しかし創造都市論など文化、芸術を活用した都市再生論が一般化することによって、地域文化資源などの活用が議論され、また実践されるようになってきた。今回は「映像」「マンガ」作品が導いたツーリズムを主題にして、その事例分析と背景を探っていく。
■日時 2009年12月5日(土) 15:00~16:45(14:30 開場)
ゲスト:高橋尚子氏(エンタメライター&エディター)
西澤亨氏(「自遊人」副編集長、広告部長)
コーディネーター:増淵敏之(法政大学大学院政策創造研究科教授)
■式次第 15時 コーディネーター挨拶
15時10分 「韓流ドラマが作ったツーリズムを再確認してみる」
(高橋氏×増淵教授)
15時55分 「百年食堂を中心に新たなツーリズムを考えてみる」
(西澤氏×増淵教授)
16時40分 コーディネーターまとめ
■ゲスト 高橋尚子氏:エンタメライター&エディター。
TVドラマを得意とし、韓流はブーム初期から雑誌を中心に執筆活動を展開、DVDのライナーノーツ(『朱蒙』『宮』『イルジメ』『花より男子 韓国版』など)、ムックや書籍の企画・監修も手掛けている。主なレギラー媒体に「韓国TVドラマガイド」(双葉社)、「韓国テレビドラマコレクション」(キネマ旬報社)、「ホットチリペーパー」(HCP)など。
西澤亨氏:「自遊人」副編集長、広告部長。
読売広告社を経て、2003年より(株)カラットに移る。現在、広告部部長としてのみならず「自遊人」の連載「椎名誠のニッポンありゃまあお祭り紀行」の編集を担当しながら、副編集長も務める。ペンネームで編集記事の一部も執筆と八面六臂の活躍を見せている。雑誌が大好きというのが本人の弁である。
■申込方法 下記URLの「法政大学イベント受付システム」にてお申し込み下さい。(参加費無料)。
(https://www.hosei.org/event2/detail/20091205.html)
※本受付システムでのお申込みが困難な場合には、Fax又はE-mailにてご連絡下さい。
■場所 法政大学 市谷田町校舎5階マルチメディアホール(東京都新宿区市谷田町2-33)
最寄り駅 JR/地下鉄市ヶ谷駅または飯田橋駅 徒歩10分
(http://www.hosei.ac.jp/hosei/campus/annai/ichigaya/campusmap.html)
■問合せ 法政大学大学院 政策創造研究科事務室
℡:03-5228-1640 fax:03-5228-1643 e-mail:rpd-j@hosei.ac.jp
■後援 法政大学エクステンション・カレッジ、法政大学地域研究センター