政策創造研究科都市文化創造群シンポジウムを開催しますので、奮ってご参加ください。
テーマは
『縮小都市の未来-まちづくりの事例から考える-』
人口の減少により日本の諸都市の大半は縮小都市への道を歩み始めています。もちろんそれによって財政も逼迫の方向にありますが、もはや国の支援や援助に頼ることのない自助努力が可能な都市を目指さなければならないといった状況に追い込まれています。しかし依然として自治体の政策は高度経済成長期の幻影を追い求めているような感があります。本シンポジウムは本研究科の教員がそれぞれの研究蓄積を持ち寄り、更にそれぞれの研究領域の視点からのアプローチにより事例を交えて議論していきます。ぜひ、奮ってご参加ください。
日時:2010年12月4日 土曜日 15:00(開場14:30)~17:20
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス
法政大学外濠校舎S306教室
—Schedule—-
14:30~ 開場
15:00~17:00 パネルディスカッション
17:00~17:20 政策創造研究科のご紹介
パネリスト
黒川 和美 (法政大学大学院政策創造研究科教授)
増淵 敏之 (法政大学大学院政策創造研究科教授)
恩田 重直 (法政大学大学院政策創造研究科専任講師)
司会: 尾羽沢 信一(法政大学地域研究センター特任教授)
「全国規模では2005年より人口減少過程に入ったとされているが、地域別でみても大都市圏と一部の地域を除いて既に人口減少が顕在化しつつある。人口減少に直面するわが国の大部分の地方都市は今後は都市の縮小と対峙しなけばならない。そこには自然減だけではなく、産業衰退による社会減も要因として存在するだろう。国内外の事例(ex.長崎、ニューキャッスルなど)を参考に、縮小都市の未来を論じていく。
①人口減少しつつも豊かな生活が維持できるような地方都市の都心再生および生活圏の形成、②グローバリゼーションの潮流に対応できるような地方の港湾、空港整備・活用、③地方交付税、農業保護、公共事業の優先的配分にできるだけ依存しない自立的な経済構造への移行、すなわち地場産業の活性化、新事業、新企業の創出や地域の産業クラスターの国際競争力、研究開発力の向上、を目的とすべきであると矢作弘(2008)は述べているが、このシンポジウムにおいてもそれらの点について改めて注目していく。」
お申込みは、下記Web申込受付フォームよりお願いします
https://www.hosei-web.jp/fm/10096.html
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2010124「縮小都市の未来ーまちづくりの事例から考える-.pdf
——お問い合せ——–
法政大学大学院 政策創造研究科 事務室
〒162-0843 東京都新宿区市谷田町2-15-2
Tel:03-5228-1640/Fax:03-5228-1643
E-mail:rpd-j@hosei.ac.jp