2月3日、大学院政策創造研究科A704教室で2012年度より開設される「経営者育成プログラム」の記者発表が開催されました。本プログラムは、プログラム(コース)そのものを寄付するという全国でもきわめてユニークな取り組みです。
大学院政策創造研究科には、すでに企業経営者である社会人学生が多く在籍しており、そのなかで、「経営者教育」に特化したプログラムが開設されること、それが企業からの寄付講座によって開設されることでどのような教育が展開されるかについて、記者の関心も高く、多くの質問が寄せられました。
坂本光司教授
坂本光司教授からは、「本プログラムは、若手経営者、後継者、起業家、新規事業企画開発担当者などが主な対象となっており、企業経営の戦略や方法論を学ぶだけでなく、『企業理念』や『社員にとって真に幸福な企業経営は何か』など、企業経営の本質を問う内容が構想されている」ことなどについて説明がありました。
また、岡本義行研究科長からも、「これまで研究科では、長野県小布施町をはじめとする全国自治体、政府機関との『官』との連携を進めてきたが、今回の寄付講座開設により、新たな『産』との連携ができ、今後、産官学の連携による、より魅力的な大学院にしていきたい」とのコメントがありました。
岡本義行研究科長
2012年2月6日
政策創造研究科担当