調査研究から見えてきた「中小企業の人財育成」のあり方と、日本人のモノサシを変える「小さくてもいちばんの会社」
2012年7月3日(火)市ヶ谷キャンパス新見附校舎7階にて、法政大学大学院政策創造研究科坂本光司研究室による研究成果発表「中小企業の人財育成」と、「小さくてもいちばんの会社」(2012年7月17日講談社より発売予定)の出版に関する記者会見を行いました。
坂本光司研究室では、中小企業経営の最大の課題である、人財の確保・育成問題の中から、とりわけ近年の中小企業にとって重要な「人財の育成」に絞り、この1年間を費やし研究活動を行ってきました。
今回の研究成果発表会では、本調査研究のため実施した「中小企業の人財育成に関するアンケート調査」の結果と、全国の参考になると思われる中小企業の現地ヒアリング調査結果を報告致しました。
また、同研究室では、中小企業の経営実態の調査・研究活動として、すばらしい取り組みをしている全国の中小企業に取材を行い、6ヶ月を費やしてレポートにまとめました。
そして、そのレポートを、この度、講談社から7月17日に『小さくてもいちばんの会社』として出版することになりました。
この本に登場する64社には、「なぜ、オンリーワンになれたのか?」、「なぜ、人財が育つのか?」、「なぜ、前例をくつがえせたのか?」、「なぜ、お客様に選ばれたのか?」、「弱者にやさしい会社はどこが違うのか?」など、日本人のモノサシを変える貴重なヒントが隠されています。是非、お手に取って頂けると幸いです。
◆2012年7月17日発売予定「小さくてもいちばんの会社」講談社
坂本光司研究室では、現在、修士課程・研究生合わせて40名を超える社会人学生を中心とした学生が研究活動を行っています。同研究室では、研究成果を論文に纏めることはもちろん、今回のように研究成果報告書や書籍といったかたちで、広く社会にアウトプットしていくことにも重点を置いて活動を行っています。
◆坂本光司(さかもと・こうじ)教授
https://chiikizukuri.gr.jp/pop_sakamoto.html
◆坂本光司研究室ブログ
http://yaplog.jp/sakamoto/
【本件に関するお問い合わせ先】
法政大学大学院政策創造研究科 坂本光司研究室
成果発表会担当 富永治(法政大学大学院修士課程) tominaga.osamu@gmail.com
2012年7月4日
政策創造研究科担当