新刊 「図説 民居―イラストで見る中国の伝統住居」
黄土高原のヤオトン、北京の四合院、福建の土楼、チベット族の石造りの家、モンゴル族のパオ…。暮らしの知恵や民族の伝統・思想がつまった中国各地の民居を、詳細な解説入りイラストで紹介します。
内容紹介
中国の伝統的な民居は、主な材料として土と木を使用するが、現代の建築には、鉄とガラスが主に用いられるようになった。
各地で次々と現れる新しいスタイルの住居は、中国古来の文明に変化を迫っている。
伝統的な民居がなくなりつつある時期であるからこそ、文字や写真、イラストで民居を記録しておく必要がある。
このような民居には、伝統的な居住文化が脈々と受け継がれており、生きられた文化といえる。
中国の居住文化を維持し、優れた民俗を断ち切らないためにも、本書をみなさまにお届けし、読者のみなさまが、伝統的な民居の保全の賛同者となってくれることを願っている。
民居という有形の文化遺産、そして居住文化という無形の文化遺産をともに守り、記録していこう。
(「付録 中国民居カタログ」より)
登録情報
・ 著者: 王 其鈞
・ 監訳者: 恩田 重直
・ 単行本(ソフトカバー): 198ページ
・ 発行: 科学出版社東京 (2012/07)
・ 発売: 東方書店
・ 言語: 日本語
・ ISBN-10: 4497212025
・ ISBN-13: 978-4497212023
・ 発売日: 2012/7
・ 商品の寸法: 26 x 18.4 x 2.4 cm
・ 価格: \ 3,150円 (税込)
2012年9月8日
政策創造研究科担当