当研究科所属 増淵敏之教授の著書
「路地裏が文化を生む!細街路とその界隈の変容」
の書評が5月11日発行の図書新聞に掲載されました!!
書籍紹介
1960年代から70年代にはサブカルチャーを支え、クリエイターを育んでいた路地裏は、バブル期の都市開発に押されながらも、いままた再創造されている。全国の路地裏をフィールドワークして、路地裏がもつコンテンツ創造の可能性、地域振興の役割を再評価する。
日常生活の場であり、にぎわいと同時に猥雑さをも醸し出す路地裏=バックストリート。高度経済成長期からバブル期までの都市開発によって都市空間の片隅に追いやられたバックストリートとその周辺―公園・広場・雑居ビルなど―の変遷を、東京・大阪・札幌・広島・福岡をフィールドワークして描き出す。若者文化を育みサブカルチャーを発信する力や人材・コンテンツを創造する力をバックストリートに見いだし、コミュニティー形成を通じて地域を振興する機能があることを明らかにする。バックストリートとその周辺がもつ文化創出の可能性を浮かび上がらせる都市論。
書評(一部抜粋)
「本書をもって街に出るのもよし、他の都市論文献を読み解く中で参照すべき参考書として拾い読みをするもよし、手元から手放し難い本である」(山田晴通、図書新聞第3110号)
書籍情報
l 単行本:234ページ
l 出版社: 青弓社 (2012/11/21)
l 発売日: 2012/11/21
l 価格 ¥1680
【図書新聞HP】
http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/
【青弓社 書籍ご紹介ページ】
http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-3346-2