当研究科修了生(増淵ゼミ)
中井典絵さんの研究
「防災・減災教育のグローカリゼーション~
児童を取り巻く地域文化の視点から普遍化へ~」
がWNI気象文化創造センターが表彰・助成する
第三回気象文化大賞を受賞しました。
●気象文化大賞とは●
気象の減災・自助・共助、経済的利用、環境問題などへの対応における実用的な気象研究・活動について、新たなる研究・活動を行なおうと計画している、または、これまで革新的な成果をあげた、「個人」および「団体」のこれからの発展を願い表彰し、研究・活動について助成するというものです。
●表彰式の様子●
表彰式は、2013年6月8日13:00~千葉港に係留されているSHIRASEで行なわれました。
右:中井典絵さん
左:選考委員長の米オクラホマ大学名誉教授佐々木嘉和先生
●「防災・減災教育のグローカリゼーション~児童を取り巻く地域文化の視点から普遍化へ~」●
東日本大震災を受け、自然災害と言えば地震・津波、と人々に強く印象付けました。
しかし、起きやすい自然災害は地域によって違います。そこで、それぞれの災害メカニズムを知って避難の仕方を考える、地域密着型の防災出前授業を小学校で実施、自助を養います。さらに共助を促すために、地域文化に注目し調査分析。複数の対象地域で共通マインドを明らかに出来れば、体系的な防災・減災教育が示せるものと考えます。
将来的には、国内だけではなく、自然災害が深刻な国外へも普及出来ればという活動・研究です。
●中井典絵さんからのコメント●
これも、指導教授・増淵先生、副指導教授・黒田先生をはじめ多くの皆様にお力添えを頂いたお陰です。有難うございました。受賞後、佐々木先生から「面白い研究ですね。これから期待しています。」とのお言葉を頂きました。来年は、成果報告をしなくてはいけないので、受賞の喜び束の間、早速調査開始です。
●関連リンク●
【 法政大学大学院 地域創造システム研究所 】
【 WNI気象文化創造センター 】
http://wxbunka.com/wxculture.html