政策創造研究科シンポジウム
観光は文化の活性化に役立つのか
<ポスト社会主義>のアジア における
文化と観光の動態から
観光が文化創造に役立つのか。役立つとしたらどんな文化創造に役立つのか。
アジアの観光文化の有り方をもとに、資本主義と観光文化との関係について考える。
特に、ポスト・コロニアル文化とポスト・社会主義文化との接点に注目しつつ、東南アジアと中国における少数民族の観光資源化について焦点を当て、彼らの自立の可能性について考える。
日時:2013年10月12日(土) 15時30分~18時30分
場所:法政大学 ボアソナード・タワー26F スカイホール
● スケジュール ●
〈第一部〉
15:30~ キーノートスピーチ 「中国、ベトナムにおける少数民族観光の現状から」
須藤 廣(法政大学大学院政策創造研究科教授)
16:00~ ゲストスピーチ
「世界遺産化と場所性の変容─ラオス・ルアンパバンの事例から」
須永 和博(獨協大学外国語学部准教授)
「ベトナムの観光と工芸から」 鈴木 涼太郎(相模女子大学学芸学部准教授)
「少数民族観光におけるジェンダーの視点から」 濱野 健(北九州市立大学准教授)
〈第二部〉
17:10 壇上にて討論及びフロアーの質問者と討論 司会:須藤 廣
18:30 終了
● 発表者紹介 ●
● 須藤 廣 (すどう ひろし)
2013年9月まで北九州市立大学教授、10月から法政大学政策創造研究科教授
専門分野:文化社会学、観光社会学
主な研究業績:『観光社会学』(遠藤英樹氏との共著、明石書店、2005年)
『観光化する社会』(単著、ナカニシヤ出版、2008年)
『ツーリズムとポスト・モダン社会』(単著、明石書店、2012年)
● 須永 和博 (すなが かずひろ)
立教大学観光学部 プログラム・コーディネーターを経て2009年から獨協大学外国学部に勤務(准教授)
専門分野:文化人類学・観光研究・東南アジア地域研究
主な研究業績:『エコツーリズムの民族誌─北タイ山地民カレンの生活世界』(単著、2012年、春風社)、『観光社会学のアクチュアリティ』(共著、2010年、晃洋書房)、『国際的な人の移動と文化変容』(共著、2008年、ハーベスト社)
2008年より相模女子大学学芸学部に勤務(准教授)
専門分野:文化人類学、観光研究
主な研究業績:『観光という〈商品〉の生産―日本~ベトナム 旅行会社のエスノグラフィ』(単著、勉誠出版)、『観光文化学』(共著、新曜社)、『よくわかる観光社会学』(共著、ミネルヴァ書房)、『観光入門―観光の仕事・学習・研究をつなぐ』(共著、新曜社)『観光社会学のアクチュアリティ』(共著、晃洋書房)
● 濱野 健(はまの たけし)
京都大学グローバルCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編を目指すアジア拠点」研究員(2012年度)を経て、2013年10月から北九州市立大学文学部勤務(准教授)
専門分野:社会学、カルチュラル・スタディーズ。後期近代の社会変動に伴う、家族観やジェンダー意識の変化を、観光や国際移動を対象として考察している。
主な研究業績:「観光メディアとセルフ・オリエンタリズム:訪日外国人観光客誘致事業から見る、日本のナショナルな文化表象」(遠藤英樹・寺岡伸悟・堀野正人編『観光メディア論』,ナカニシヤ出版,<2013年刊行予定>)、「婚姻移住の増加と郊外化する「ホーム」:オーストラリア、西シドニー地域における日本人女性婚姻移住者の事例より」(『オーストラリア研究』第26号)、「日本の「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」批准をめぐる報道内容のメディア・フレーム分析:国内の全国紙掲載記事を対象として」(『北九州市立大学国際論集』第13号)
*10月12日シンポジウムチラシ.(pdf/140KB)*
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