当研究科樋口ゼミ卒業生 吉田 正博 氏が出版された
『「消えない都市」の条件』(幻冬舎ルネッサンス新書)
のご紹介です。
●概要●
今、地方を消滅させないために必要なものは何だろうか。それは、国が進める効率重視の画一的な政策ではなく、その地域の持つ特性を大切にしながら、地域に寄り添い、地域を愛する民間企業の存在である。横浜市の行政に30年以上携わり、退職後もNPOとして地域活性化への取り組みを続ける著者が、地域が自立することによってもたらされる、本当の幸せと豊かさを提言する。
●目次●
はじめに
序 章 地方は消滅しない
第1章 地域のもつ力を強くする
第2章 成長し続ける永続企業の秘密
第3章 自立を成功させている「横浜モデル」
第4章 地域の特性を活かして伸ばす
終 章 本当の幸せと豊かさを手に入れるために
おわりに
●著者(樋口ゼミ卒業生、大学院CSR研究所特任研究員)からのメッセージ●
地域創生に取り組むため、2012年度政策創造研究科修士課程に進学、2014年3月修了。横浜での経済行政経験をもとに、大都市からみた「企業と地域のあり方」を研究し、この度その成果として、出版に至りました。地域創生には活力ある民間企業が必要です。雇用が生まれ、経済が循環し、福祉が充実するからです。『里山資本主義』に替わる「企業を活かす」新しい地域創生を、地域行政に30年間携わってきた著者が提言しています。
本書は、政策創造研究科での学び・研究から生まれました。地域創生・産業振興・企業支援に興味のある方に読んで頂きたいと思います。
●書籍情報●
出版社:幻冬舎
定価:本体778円+税
●関連リンク●