カテゴリー: 06 書籍紹介

当研究科兼任講師 宮入 恭平 先生の新刊

フィギュール彩 31
J−POP文化論

6/9(火)より発売されます。

 

 


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内容紹介

音楽論の古典、ベンヤミンやアドルノの思想を超えて!

本書は「社会背景がJPOPに影響をもたらす」という視座にもとづいて
POPについて、これまで行われてきた数多ある議論を再確認。
社会科学的アプローチ、さらに独自の調査法を用いて、
POPが産業によってつくられる商品であることを前提として
ポピュラー音楽論を検証する。
時代の変化にともなって変容する
社会環境とアイデンティティの関連を考察し、J POPの
アイデンティティを明らかにする。
「平成」という時代とともに歩んできた大衆歌謡であるJPOPを
「平成歌謡」と位置づける。

目次

(序)JPOPを再考する
(1章)JPOPをめぐる諸相
(2章)工業製品としてのJPOP
(3章)ジャンル概念の混乱
(4章)JPOPの存在価値
(5章)アイデンティティの行方
(6章)JPOPの立ち位置
(7章)「J」が意味するもの
(8章)「平成歌謡」JPOP

 

書籍詳細

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発行:彩流社

定価:1,800 +
ISBN978-4-7791-7031-7 C0373
奥付の初版発行年月:201506月 / 書店発売日:20150609

 

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