カテゴリー: 06 書籍紹介

当研究科所属 増淵 敏之 教授と 宮入 恭平 先生が

分担執筆で参加された

レジャー・スタディーズ

(世界思想社)渡辺 潤  編著

のご紹介です。

 

 

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内容紹介

自由とは何か、豊かさとは何か、私はなぜ働くのか――レジャーからライフスタイルを見つめよう。旅行・音楽・スポーツからテレビやギャンブルまで、多様なレジャーの過去と現在を学ぶ入門書の決定版。現代文化を学びたい人にも最適。

 

目次

序章 レジャー・スタディースの必要性と可能性(渡辺潤)
Part1
 余暇学からレジャー・スタディーズへ
 1.余暇 (薗田碩哉)
 2.遊び (井上俊)
 3.ライフスタイル(渡辺潤)
 4.仕事(三浦倫正)
 5.カルチュラルスタディーズ(小澤考人)
Part2
 レジャーの歴史と現在
 6.教養と娯楽(加藤裕康)
 7.ツーリズム(
増淵敏之
 8.音楽(宮入恭平
 9.ショッピング(佐藤生実)
 10.スポーツ(浜田幸恵)
Part3
 レジャーの諸相
 11.ライフサイクル(盛田茂)
 12.食(山中雅大)
 13.映画とテレビ (盛田茂+加藤裕康)
 14.ミュージアム(光岡寿郎)
 15. ギャンブルとセックス(岸善樹)

索引

あとがき

 

渡辺先生のコメント
「今、「レジャー」について考える理由は、経済的にこれほど豊かな国になったの
に、日本人の「レジャー」はなぜ貧困のままなのか、という疑問でした。ところがここ
数年の状況は、雇用形態の変化や「残業代0法案」に顕著なように、その豊かさが怪
しくなっている点にあると思います。ですから、ひょっとすると、この本を見かけた
人は、こんな大変な時代になぜ「レジャー」なのだと思うかもしれません。しかし、こ
んな時代や状況だからこそ、「レジャー」について、自分の生き方や「ライフスタイ
ル」と関連させて考えることが必要だと強く言いたくなります。是非中味を読んで、
そのことを認識して欲しいと思います。

 

詳細

渡辺 潤 著

本体2,500円(税別)
2015
7月発行
A5
判/240
ISBN978-4-7907-1662-4

 

関連リンク

世界思想社

著者 渡辺 潤 先生ホームページ