2月9日(土)の福島民友新聞の編集日記で、増淵教授の著書「おにぎりと日本人」が引用されました。
おにぎりはいつ頃から食べられるようになったのだろう。弥生時代の遺跡から出土された
炭化物が日本最古とされるが、一気に現代のおにぎりに近づいたのは鎌倉時代からという
▼戦国時代には戦場の兵糧として活躍した。米に多く含まれる糖質はすぐ
にエネルギーに変わり、中に入れられた梅干しの塩分・クエン酸は脱水防止や
疲労回復に効果が期待できるなど栄養学的合理性があるためだ
(「おにぎりと日本人」増淵敏之著)
▼そのおにぎりを活用した健康法をJA全農が提唱している。題して「おにぎりダイエット」。
1日15分のウオーキングと合わせて取り組むことで、乱れた食生活や運動不足を改善、
余分な脂肪を落として、健康で引き締まった体をつくる
▼面倒な手続きは要らず、専用サイトで1日に食べるおにぎりの数とおかずのカロリーを計算、
プログラムを開始する。
全農米穀部は「おにぎり1個180キロカロリーとして計算すれば簡単に取り組むことができる」
とする
▼本県では、県民の健康指標が低迷し、食生活の見直しと運動不足解消が求められている。
本県のおいしい米や山海の幸を堪能しながら、健康長寿が手に入り、県産農産物の消費拡大が
進めば言うことはない。
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