カテゴリー: 02 シンポジウム・講演会

先日12月6日、市ヶ谷キャンパス外濠校舎にて都市文化創造シンポジウムが行われました。政策創造研究科の増淵敏之教授のナビゲートのもと、音楽業界の第一線で活躍されている真鍋吉明氏(the pillows,ギタリスト)、ホリエアキラ氏(プロデューサー)、田中花乃氏(作詞家)の3人を迎えて、あまり表には知られることのない音楽創造の現場(増淵教授によると”ブラックボックス”)の話を伺いました。

会場には高校生から、大学生、大学院生、社会人を中心に多くの方が参加され、土曜の午後にふさわしく和やかな雰囲気の中、時折ユーモアを交えながら対談が行われました。まずは増淵教授とパネリストたちとの最初の出会いから話は始まり、これまでの3人の足跡を辿りながら、本シンポジウムの主題である音楽業界の現場へと話題は移っていきました。

本題に入ると、今まで関わってきた、また今現在関わっているアーティストたちとの仕事を実例として紹介し、それぞれが演奏家、プロデューサー、作詞家という異なる立場から、その音楽制作プロセスを、時折自身の’哲学’も踏まえながら、明かしていただきました。DVDやCDとして出来上がった作品が会場に実際に流されると、その制作者本人を目の前にして参加者たちはスクリーンを食い入るように見つめていました。

最後のまとめとして増淵教授は、苦労も多くそれでも音楽業界の第一線で活躍されている3人のアイデンティティを、”音楽が好きなんですね”と評して今回のシンポジウムは締めくくられました。また、今回はアーティスト側での対談だったので、今度は同様の音楽制作プロセスを’会社’側から聞いてみたいとも話されていました。

 

 

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1127日の第2回講義では、東京・市ヶ谷キャンパスからの遠隔双方向中継での授業が行われました。講師は法政大学大学院政策科学研究科客員教授 富沢木実先生。現地でのグループディスカッション・ファシリテーターを塾長の尾羽沢、TAの清水、藤森が務めました。

081127-3.jpg講義は、諏訪地域の客観的データを、地理的特徴、人口、就業構造、製造業の動向、第3次産業、観光の動向、安全・居住環境・医療などの社会指標などから分析し、諏訪地域の課題を提示する内容でした。

講義を受けて、受講生が3つのチームに分かれ、すわ地域の街づくりの方向性、観光振興の方向性、製造業の振興策について討議しました。

「スローライフ」「エコタウン」「町中案内人」「観光資源のパッケージ化、ネットワーク化」「製造業のネットワーク化」など、今後の方向性を示唆するようなキーワードが受講生から次々に出て、富沢教授から示されたテーマである「すわ地域の強みを生かし弱みを克服する方向」が少しずつ見え始めました。

また、統計データだけでは分からない現地の事業については、受講生のほうから講師に解説するシーンもあり、市ヶ谷と諏訪がまさにライブで結ばれた2時間半でした。
 


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カテゴリー: 未分類

平成20年度文部科学省「専門職大学院等における高度専門職業人養成教育推進プログラム」選定プログラム 諏訪地域「地力・知力アップ人材育成講座」(すわ地域「おこし塾」)が11月20日(木)に諏訪商工会議所内施設にて開講しました。

 

本講座の受講生は31名で当初募集定員を大きく超過してのスタートとなりました。

受講生のご職業は商工会議所職員、地元金融機関職員、観光事業従事者、NPO法人職員と多彩な顔ぶれであり、年齢層も20代から60代まで幅広い方々となっています。受講生に相通じるものは「すわ地域をより魅力的なまち」にしていくという思いです。会場はそんな皆さんの熱気に溢れていました。

 

 記念すべき初回授業の講師は法政大学大学院政策創造研究科 岡本義行教授が務めました。テーマは「地域の活性化とは何か。」― 地域の活性化のポイントは地域住民の居住地域に対する意識を高めること、そして住民間のネットワークづくり、地域活性に寄与する諸活動への協力体制づくりを構築することの重要性を説いた講義でした。講義後には、受講生が7グループに分かれ、「地域の活性化について」ディスカッションを行いました。受講生の皆さんには大変熱心にディスカッションに参加して頂きました。

 

グループ発表では次のような鋭い問題提起がなされました。

1)すわ地域には自然や製造業など様々な資源があるが、これまでそれらの資源にあぐらをかいて必死に地域づくりを考えてこなかったのではないか。恵まれた諸資源をネットワーク化し、まとめていく人材が必要。

2)7年に1回の御柱の機会をとらえて、海外の人を呼び込む工夫が必要

3)地域の食に目を向けるなどして、地域が一つになることが必要

4)住民の気質をよく知り、それを変えていくことを考える必要がある

5)霧ヶ峰高原牛乳のようにもっと地域資源としてPRすべきものがあるはず

6)すわ地域を訪れてくれた人に心をこめたもてなしをしていくことが大切

7)地域活性化のための全体のデザインが必要 

等です。

21時の授業終了後、受講生の間で事業の話が持ち上がり、早速の成果に今後の本講座の展開が楽しみであります。

 

次回授業は11月27日(木)、テーマは「諏訪経済の構造と資源」です。講義は遠隔講義システムで東京市ヶ谷キャンパスから配信します。

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法政大学大学院政策創造研究科岡本義行教授による講義 。テーマは「地域の活性化とは何か。」

 

 

 

 

 

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会場は満席で、講義後のディスカッション・グループ発表では「地域活性化」に関する数々の問題提起がありました。今後の展開が楽しみであります。

 

カテゴリー: 03 研究科紹介

本研究科「坂本光司教授研究室」では大学院生と共同し地域再生の方向・方策を探るため、これまでにない「47都道府県の質的産業力に関する調査研究」を9月から11月にかけ行っておりましたが、この度その成果がようやくまとまりました。

その結果は、極めて興味深い内容で、自治体はもとより地域づくりの担い手等関係者の多くに知って欲しく、下記により、記者発表会を開催させていただくことといたしました。

 

□日時  平成20年11月21日(金) 13時30分~14時頃

□会場  法政大学大学院政策創造研究科

      新宿区市谷田町2-15-2 大学院棟隣「安信ビル」6階604教室

      TEL:03-5228-1640  FAX:03-5228-1643

□記者発表の内容

      ①30の指標から見た47都道府県の質的産業力

      ②47都道府県の質的産業力総合ランキング結果

      ③産業の質が高位な県・中位な県・低位な県の比較分析

      ④求められる事実認識に基づく地域産業政策

 

□発表者  法政大学大学院生及び坂本教授

□その他 ※当日調査研究レポートを配布します。

      ※後不明な点等ありましたら、上記連絡先にお問い合わせ下さい。

      

 

カテゴリー: 未分類

 去る11月8日(土)に、静岡市産学交流センター内において、法政大学大学院静岡サテライトキャンパス開設記念特別講座(第6回、最終回)が開催されました。

 

081108-1.jpg今回は、本大学院政策創造研究科武藤博己教授による講座「行政機能と自治体の規模」が開講されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  平成20年6月21日(土)から全9回にわたって開講された静岡サテライトキャンパス開設記念特別講座でしたが、全回出席された3名の方々には、法政大学静岡サテライトキャンパス長坂本光司教授から、皆勤賞として表彰状が授与されました。

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また講座終了後には、出席者や教員方との交流会が催されました。

カテゴリー: 未分類

法政大学静岡サテライトキャンパス進学相談会を開催します。(※事前申し込み予約は不要です)

静岡サテライトキャンパスに関する全体説明の後、各担当教員による個別相談会を実施します。

■日時 11月29日(土)午後1時~午後3時

■場所 法政大学静岡サテライトキャンパス(静岡市産学交流センター7階 演習室1)

■担当教員 黒田英一教授 

          上記担当教員のプロフィールはコチラ→https://chiikizukuri.gr.jp/teachers.html

■問い合わせ先 法政大学大学院政策創造研究科

          ℡03-5228-1640  e-mail rpd-j@hosei.ac.jp

カテゴリー: 02 シンポジウム・講演会

本研究科教授増淵敏之先生と本研究科修士課程在籍の藤井克仁氏が、金沢を題材にしたテクノミュージックの楽曲プレゼンテーションを行います。詳細は以下のとおりです。

□学会名 第4回「金沢学会」

□日程 平成20年11月27日(木)~28日(金)

□会場 ANAクラウンプラザホテル金沢 3階「鳳の間」

□ホームページ http://www.kanazawa-round.jp/index.html

 

カテゴリー: 02 シンポジウム・講演会

 20081101-1.jpgのサムネール画像去る11月1日に、政策創造研究科主催の公開シンポジウム「都市型産業の創出・支援はどうあるべきか」が開催されました。

当日はコンパクトな会場ではありましたが、用意しました席は満席となりました。

 「都市文化と地域再生」の演題で増淵 政策創造研究科教授が基調講演を行い、文化産業を軸にした地域づくりの国内先進事例の紹介がありました。パネルディスカッションでは、関幸子氏(秋葉原タウンマネジメント株式会社専務取締役)、高橋克三氏(映画専門大学院大学理事)、井山利秋氏(杉並区保健福祉部子育て支援課長)をお招きし、各氏のご専門の観点から示唆に富んだ議論が展開されました。

 

カテゴリー: 01 入試情報

下記の日程で法政大学大学院進学相談会を開催します。政策創造研究科ブースでは研究科ディレクター(本研究科独自の制度)が親身の対応をいたします。ご予約は不要です。皆様のご参加をお待ちしております。

□日時 11月8日(土)13:00~15:00

□場所 法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナード・タワー9階 0902教室