カテゴリー: 記事紹介

当研究科 井上 善海 教授と井上ゼミ修了生 山元 証 氏のコメントが
朝日新聞朝刊(10月10日付)21面「働く」に
の記事で掲載されました。

 

コメント内容:「中小企業は規模の経済が働きにくく、そもそも大企業ほどもうからない。それに加えて、日本ならではの『多重下請け構造』が利益の出にくい要因になっている」。法政大学大学院政策創造研究科の井上善海教授(68)はそう話す。井上さんは20代で自ら企業を経営し、30代はコンサルタントとして多くの企業の経営を見てきた。
多重下請け構造とは、大企業を頂点に、1次、2次…と中小企業が下請けの形でぶらさがる構造で、高度成長期に発展したとされる。途中で利ざやを抜かれるので、末端の企業ほど利益は出にくい。「できるだけフラットな下請け構造にできれば、もう少し賃上げできる社会になる」
井上さんは、中小企業の経営者側にも問題があると指摘する。「取引先1社に依存したり、事業に独自性がなかったりするところも少なくない。立場が弱くて価格交渉力がないと、利益は出にくく、そのようなところが賃上げできるわけがない」

カテゴリー: 05 その他

当研究科 石山 恒貴 教授が『組織科学』2022年度 ベストレフェリー賞を 受賞しました。


≪『組織科学』2022年度 ベストレフェリー賞≫
『組織科学』の誌面作成において、過去2年間に投稿論文の査読を担当したレフェリーを対象として、担当本数と査読締切厳守率を考慮。レフェリーは99名が選考対象。


〇『組織科学』(学会誌)

学会誌『組織科学』は、組織学会が編集し、白桃書房より発行している学術雑誌です。年4回刊行し、日本の組織論や経営学の分野において最先端の研究論文を掲載しています。

組織の諸問題に関し、経営学、経済学、行政学、社会学、心理学などの分野から学際的にアプローチしていることで高い評価を得ています。

 

カテゴリー: 記事紹介

当研究科 上山 肇 教授をリーダーとするプロジェクト

まちづくりにおける情報環境整備(防災・災害時対応等を主とした情報発信)のスキーム(仕組み)構築に関する研究-産学官連携による実証実験-』(7月発足)が、9月から実際に実証実験がスタートしていますが、

今回の静岡豪雨災害において、静岡県から災害対応に関する情報発信の依頼がありました。

生活再建に役立つ情報や偽(フェイク)情報の拡散を防ぐ注意喚起を行っています。

 

上山教授のコメントも日本経済新聞(地方経済面 中部,2022年9月30日付)  に掲載されています。

〇参考記事
日本経済新聞(地方経済面 中部,掲載日2022年8月10日付)『法政大と静岡・浜松両市、産学官で防災情報配信を実験』(2022年8月9日付)

カテゴリー: 記事紹介

当研究科 橋本 正洋 教授のコメントが
読売新聞朝刊27面(10月3日付)
の記事で掲載されました。

 

コメント内容:「流出を防ぐには、社員による営業秘密の利用状況を普段から記録することが有効だ。転職者を受け入れる企業も、他社の秘密を持ち込まないよう誓約書を取るなど、対策を講じる必要がある」

カテゴリー: 記事紹介

当研究科 石山 恒貴 教授のコメントが
読売新聞朝刊25面(9月30日付)
の記事で掲載されました。


コメント内容:幸せに働くために自分の情熱を知ること大事、それでパラレルキャリアに関心高まっている。

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当研究科 石山 恒貴 教授の共著
『カゴメの人事改革: 戦略人事とサステナブル人事による人的資本経営 』
が9月22日に発売されました。

 

『カゴメの人事改革: 戦略人事とサステナブル人事による人的資本経営 』

著者:有沢 正人・石山 恒貴 

 

 

■内容紹介

戦略人事とサステナブル人事は両立可能だ。
人的資本、戦略人事、サステナブル人事、CHRO、ダイバーシティ推進、グローバル人事、サクセッションプラン、副業・・・。知りたいことすべてがここにある。

注目されるカゴメの「人事改革=生き方改革」がわかる待望の書。
各施策の背景、ねらい、要点、改革のプロセスを深掘り。CHROに求められる経験や能力、役割もわかりやすく解説。

カテゴリー: 05 その他

当研究科 井上 善海教授 の研究室の博士課程 早川和幸さんの講演の様子が

中日新聞に掲載(2022年9月9日付)されました。

 

・タイトル「ノルマなし 定年なし 人に優しい経営実践と地域貢献」

 

早川さんは昨年、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞で

審査委員会特別賞を受賞されています。

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当研究科 橋本正洋 教授が分担執筆した公益財団法人静岡県文化財団企画

『うつりゆく駿河湾(しずおかの文化4)人と自然の関わりから見た過去、

現在、そして未来』

(㈱ことのは社)が2022年7月31日に発刊されました。

(橋本分担)第三章 海洋生物資源と駿河湾

(前書きより)
本書は三部構成となっている。書きぶりは著者それぞれに個性的ながら、「人と自然の関わり」という

軸のもと、駿河湾という海域の歴史や課題、取り組み等が語られている。「駿河湾の形成と歴史」と題

する第一部では、駿河湾の地形・地質や形成史を概説し、周辺で暮らす人々の生活や文化の変遷を、環

境考古学的視点でたどっていく。駿河湾のあらましと歴史を振り返る、本書のベースをなすパートだ。

 第二部「駿河湾の現状と直面する課題」では、生物多様性や環境問題(海洋プラスチック汚染)、自然

に焦点を当てる。今を見つめ、これからの向き合い方を考えていく、ミュージアム的視点の王道を

容となった。なかでも環境問題と自然災害の稿は示唆に富み、必読だろう。

 第三部のテーマは「活用」だ。自然の恵みに生かされる私たちだが、利用可能な資源は無尽蔵では

い。ここでは、駿河湾の恵みでもとくに「文化的資源」「海洋生物資源」について、その特性や豊

さ、持続可能な活用に向けた取り組みなどを紹介していく。第二部から第三部にかけて散りばめら

たコラムもまた、駿河湾の「人と自然の関わり」を考える上で興味深い話題を提供してくれる。

世に永久不変なものはなく、自然環境もまた然り。しかしその変移は、人間活動の肥大化により明

かに加速している。駿河湾の自然環境、そしてその周辺に暮らす人々の営みは、この先どのように

りゆくのか。百年後も「豊か」と誇ることができるだろうか。他人まかせでなく、私たち一人ひと

の想像力と行動が問われる時代となった。べては「気づき」から始まる。本書が、お手に取られ

方の駿河湾へのさらなる関心を喚起させ、郷土の自然や文化のこれからを想うきっかけをもたらし

くれるとを、切に願う。